一点一点、職人の完全手作り。
ホンモノのいいものができました!
本製品の開発にあたり、美濃/岐阜県の山地を巡っている中、作家の牧田さんのご飯鍋に衝撃の出会いをしました。とにかくかっこいい。かっこいいだけではなく、機能性がすごい。Écrat (エクラ)のために、特別にオリジナルデザインでご飯鍋を作っていただける事になりました。作家さんご自身、ごはんには強いこだわりを持つ、大のご飯好き。今までのご飯鍋でも確かにご飯は美味しく炊けるけど、牧田さんのご飯鍋は、より簡単に、もっとおいしいご飯が炊ける、贅沢な構造になっています。高い技術力がなければなし得ない、作家さんご自身の手による、完全なる手作りの鍋です。
①フォルム
The.土鍋と言ったような少しずんぐりした見た目に。少し懐かしさすら感じさせる、いつまで経っても愛着を持っていただけるように考えてデザインしました。
②二重蓋構造
お米を炊いているときに吹きこぼれしにくい設計にしました。内蓋なしでは吹きこぼれやすく、お手入れやお掃除も大変ですがそんな心配も不要です。
③外蓋の取手
男性から女性まで、誰もが持ちやすい設計を考えました。少し高さを出したことで余熱の熱さも和らぎます。また、ミトンや布巾を使用してもしっかりと掴めるような形状になっています。
④内蓋の取手
決して量産では作れない米俵モチーフに仕上げました。円柱状になっていてグリップ性も兼ね備えています。また、外蓋と同様にしゃもじを置くこともできます。
⑤サイズ
今回は2合炊きと3合炊き用をご用意しました。
味、香り、そして食感ーー
お米のこと、使う人のことを一から考え直したからこそ為せる味になりました。
はじめは弱火で、中頃は火の粉が飛び散るくらいの火力で、さいごは火を止めて蒸らすのが美味しく炊ける言い伝えとされており、その炊き上がりが再現できる分厚い造りになっています。
土鍋を焼く際、原料の土に入っている有機物が燃えて無くなる際に無数の小さな空洞ができます。土鍋の素材である土自体も蓄熱性が高いのですが、この空洞が空気を含み、さらに土鍋の蓄熱性を高めてくれます。
Écrat(エクラ) が届けたいのは、日常的でありながらも洗練されたデザイン性と、上質な土の質感を持つ陶器。それらが醸し出す自然の豊かさは、無意識のうちに触覚と視覚を通して心に響きます。そこに料理と、なごやかな会話が加わる事で、五感のハーモニーが生まれ、食卓が充足感あふれる彩りで満たされる。そんなふうに、Écrat(エクラ)は考えています。
日本の陶器の名産地・岐阜県・美濃の地から発信するブランドÉcrat(エクラ)
伝統的な日本の窯の高い技術・品質に、洗練された新しいお洒落さ・機能性を加え、それを使うことによる、きらめくような心の充足感をお届けしたいという信念を込めて、「きらめき」と「宝石箱」という意味の言葉を掛け合わせた造語、Écrat (エクラ)という名のブランドを創りました。お洒落で上質な上に、自然に便利に使える食器を、今後とも創り続けていきたいと願っています。